太公望さんからロックフィッシュの釣行記をいただきました。

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2008/03/18

太公望のロックフィッシュ釣行記

情報:太公望さん情報
場所:函館港内
初めて投稿させていただきます。ここ最近は釣りの成績が悪く、海に行く気もなくなりつつあったのですが、この日の日中に水族館でデカソイを見たらふつふつとヤル気が湧いてきたので、多少、小さくてもいいから魚に遊んでもらおうと思い、市内某所へ向かいました。

ライトタックルでジグヘッドを使い、底をゆっくり引きずると「コツコツ」と微かなアタリが…普段なら無視する強さでしたが、今夜はとにかく魚が釣りたかったのでアワセると「ジジジ…」普段は鳴らないドラグの音が聞こえてきます。今まで釣りでドラグを使うことはなかったので強めに締めているのですが、フィネストーナメントドラグを搭載したリールに交換したばかりなので仕方ないと思いながら、戦闘開始!やり取りの結果、釣れたのは34cmのカジカでした。ヒットルアーはエコギアパワーシャッド3”です。

久々のマトモな釣果にヤル気も急上昇ですが、このフィールドで今夜はこれ以上の魚は釣れないだろう…そう思っていました。すると他の釣り客(以後、Aさん)が来たので、話しながら方向を変えつつキャスト&リトリーブ。やはりアタリはないので、話に熱中してしまいました。その間ワームは海の底。道糸も緩みっ放しの脱力系ステイ(ほったらかし)状態です。Aさんは釣りに詳しく、夜にアブラコアイナメ)は釣れるのは稀?や、根魚を釣るコツなどを教えて頂いている最中、道糸を張ったらまた「コツコツ」と小さいアタリ。今度こそ小魚だと思いアワセると先ほどより派手にドラグが作動しました。その直後、強烈な引き…ドラグをもっと締めるべきか迷いましたが、以前よりラインを細くした今、ブレイクが怖くそのまま戦うことに。ときおり作動するドラグと何度も根に潜ろうとする魚に苦労していると、Aさんの「それはアブラコアイナメ)の引きだよ!」という声。夜のロックも数年間やっていますが、今まで一度も夜にアブラコアイナメ)を釣ったことはありません。心の中では大きめのクロソイでは?と思っていました。数分間のやり取りの末、いよいよヘチ際まで寄せると魚はアブラコアイナメ)でした。つい先ほどまで「夜にアブラコアイナメ)は釣れるのは稀ですか?」とAさんに尋ねていたので驚きです。そして、いざランディングしようとしても魚が大きく、また激しく暴れるので抜き上げができません。するとAさんがハンドランディングしてくれるということで、2人がかりで最後の仕上げをすることに。自分が友人のランディングを手伝うことはあっても逆はなかったので、これも初めての経験です。指示に従い空気を吸わせながらまた数分…ランディングが成功しました!サイズは43cm。恥ずかしながら最高記録を2cm更新しました。ヒットルアーはエコギアパワーシャッド3”です。

自分の腕ではAさんがいなければブレイクしていたかもしれません。久々のやり取りに気が抜けてこの後はアタリすら取れなかったので、釣りはここで終了しました。今回の釣りでいくつかの初めての経験や驚きに、自分の持っていた釣りの価値観が変化しました。また、Aさんとの出会いと今回のアブラコアイナメ)との遭遇…これも偶然にしては出来過ぎだと思いました。釣りをしているとこんな日もあるのですね。まだまだ勉強しなければ!と思う釣りでした。 

 太公望さんのタックル
ロッド  ダイワ プロキャスターX  602LFS-V
リール  ダイワ セルテートフィネスカスタム 2506改
ライン  サンヨーナイロン GT−Rナノダックスクリスタル 6lb

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